[2] リボンの騎士 8/12 フィナーレの是非

Comments


ソフィオ
2006/08/12 10:12 PM
「無知なのは罪」
ウチの職場でよく聞かされる言葉ですね(苦笑)
美勇伝の椅子を使っての歌は、宝塚でのスタンダードな演出からきてるんですね。
一つ勉強になりました。
私の中に美勇伝の歩む路線に対する危惧・不安があって、アレを観て実はいい気分じゃなかったんですが・・・。
はっちまん。
2006/08/12 11:59 PM
無知の知という言葉がありますよね。知らなかったことを知らなかったと知ることが、大切なことだと思うんですよ。
安倍さん登場後(安倍さんファンのせいというよりも本格的な夏休み到来という意味で)会場の民度が若干下がったようにも聞きますが、その経験を次回に活かせばいいと思うんです。二度目三度目で同じ過ちを繰り返す人がいないよう切に望みたいですね。
それと、マナーの本質になると思うけど、知識云々ではなく感謝の意をあらわすのが我々が出来る最大の気持ちに思う。
そういう部分が整ってから正しい姿へと段階的に進むと思うよ。
ALMIC
2006/08/13 12:13 AM
>>ソフィオさん
椅子に関してはそうですが、振り付けや、足を上げたりするところは、やはり美勇伝の路線は・・・と思うところはありますね。ハロコンよりはましですが。美勇伝って日本の美とかを伝えるユニットだったと思ったのですが・・。

>>はっちまん。さん
マナーの本質はまさにその通りだと思います。演者に対しての気持ちは、恐らく伝わっていると思います。向こうはこちらを知ってますからね。ただ、他の畑のファンの人に対して、こちらの常識とあちらの常識がずれていると、良かれと思ってやったことが逆に悪意に取られてしまうケースもあるのは事実だと思います。相手の文化を学ぶという姿勢は相手を敬う一つの形だと思います。
chami
2006/08/13 09:15 AM
ハロプロファン以外の一般観覧客の反応などについての考察、本当に頭が下がると同時に、モーニング娘。とハロプロの現状を再確認する意味でも興味深かったです…高橋瞳のこととか…。

自分は初日と、10日の昼夜を見たわけですが、全体的な構成が宝塚の演出になることは分かっていたので、事前情報でラストにライブがあるということ聞いて、最初は唖然としましたね。

で、実際に初日を見て…これはライブではなくてまさにフィナーレのレビューなのだと納得しました。
ただ初日は周りの雰囲気に呑まれて立ち上がってしまいまして…しかも上手の席だったので最後まで座るタイミングを失いましたが…。

10日は昼はAだったんですが、夜はSの9列右サイド(結果的にさゆポジでした)で見ましたが、このレビューのコーナーではメンバーも完全に口パクだったことも分かりました。
さゆなんて唯一のソロパートの「儀式」のときにすら口は動いていなかったり…。

その光景を間近で見て、やっぱりライブではないということを再確認した感じでしたね。
あくまでもショーの一部だと…。
ところが安倍さんの曲だけオン・マイクだったのが不思議でしたけど…おかげで歌詞忘れもばれちゃったり…あれはゲストへの配慮とファンへのサービスなんですかね?

個人的には今回のレビューは、ミュージカルのフィナーレであると同時に、物語の世界に封印されてきたモーニング娘。という実態をその空間に解放する作業だったと思います。

フィナーレに入る前の神様の台詞で、今から解き放つよ!っていう雰囲気を感じ取れますしね。

演出の木村さんも語ってましたが、モーニング娘。のメンバーという枠をあえてはずして、アイドルにもここまでできるんだぞ!というチャレンジをした本格的なミュージカルでした。
だからこそ、そのミュージカルの世界から一旦解放する作業によって、改めてモーニング娘。がアーティスト集団であるということを認識させる効果にもなったと思います。

この手法は、アイドル主演の映画を数多く撮ってきた大林宣彦監督の作品の中でも顕著です。
ちょっと古い作品ですが「時をかける少女」の原田知世、「さびしんぼう」の富田靖子などは、映画の中ではにこりともしないような役柄でした(実際大林監督は笑わない演出にこだわったそうです)。
そしてラストシーンが終わったあとのクレジットタイトルロールのバックで、二人ともそれぞれの映画の各シーンを巡るようにして、まさにアイドルの笑顔全開で主題歌を歌って、最後にはスクリーンにドアップでエンディングとなりました。
その笑顔を見て、あーこの作品はアイドルが主演だったんだよ…と感慨深く思い返したりものです。

今回のミュージカルのフィナーレをみて、ちょっとあのころのことを思い出しましたね。
その意味で自分は今回のレビューは必要なパートだったと思います。
もちろん宝塚の舞台構成を最後までトレースする作業であることも加味してですけど。

さて予算的にも上京のタイミング的にも、10日でラストの予定でしたが、どうしても松浦王子も見ておきたくなり、急遽本日夜公演にはせ参じることになりました。

石川・安倍・松浦…この三人がどのようにフランツ王子を演じきったのか、きちんと目撃してから作品全体を改めて振り返りたいと思います。

長々と申し訳ありませんでした。

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