努力 平和 きらきら星
2005.12.07 Wednesday 22:37
ALMIC
「わずか数分間テレビに出演したのを見て「楽しい」と思えるわけが無い。」
果たしてそうだろうか。
俺はそんなにモーニング娘。に魅力がないとは思わない。
「私は娘。は素晴らしい魅力を持っていると感じているから」と
本当に感じているのだろうか、と少し疑ってしまう。
自分は素晴らしい魅力を持っていると感じているが、
気軽に楽しむ人はその魅力がわからない、という事だろうか。
そう感じる事は悲しいと思う。
自分が楽しめれば、一般に支持されなくてもいい。
それは半分理解できる心情ではあるけれども、
自分の理想とするファンは決してそこにはない。
「俺が楽しむかわりに一般が支持しない（より多くの人が楽しめない）」
「俺は楽しめないけど一般が支持する（より多くの人が楽しむ）」
どちらがメンバーは喜ぶだろうか。
もちろん、これは極論である。
両立させればいいからだ。
では、両立を目指せばいいではないか。
どうして、切り捨ててしまうのだろう。
感情的に言ってしまうと、
「私は努力をしている。だからそれ相応楽しいのは当然だ。
あなたたちも努力をして楽しむべきだし、
努力をしない人は楽しむ必要はない。」
といっているように思える。選民意識にすら見えてしまう。
応援するという事の定義や、努力する事、それらはこの際関係なく、
自分が楽しめればいい、自分が選ばれた者であるという意識が、
どうにも受け入れられない。これは単なる嫉妬ではないと思う。
思っていてもいいが、口に出す事ではない。
感情論でまとめてしまって議論にならない内容だけれども、
それでいて本当に愛ちゃんのことを支えているのだろうか。
そう考えている事をしったらきっと悲しむのではないだろか。
より深く楽しむには努力をするべき、そうかもしれない。
でも、それは努力なのだろうか。
コンサートにいくためにお金や時間を用意するのは努力なのだろうか。
自分の地方では見れない番組を見るのは努力なのだろうか。
確かに、外からみたら努力に見えるだろうが、
自分の意識としては努力をしているつもりはない。
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