モーニングカレー 9/30 10/1 in 厚木市文化会館

2006.10.01 Sunday 23:59
ALMIC


(さゆみんの活躍を考えても当然である。)

内向けであると感じた大きな理由は、
モーニング娘。8人として歌っている印象が少なく、
1人や2人といった少数で歌っている印象が強いからだ。

今回のセットリストで1番最初に目に付く最大の特徴が
中盤以降の2人がペアになって歌う4曲だ。
とにかくこの4曲の印象が非常に強い。

今回ソロで歌うのは小春、美貴、れいなの三人。
合計で7曲を1人ないし2人で歌っている。
小春ちゃんとメリピン以外は完全なオリジナルの楽曲ではない。

娘。は入れ替わりが特徴のグループだから
完全なオリジナルで歌うケースはごく稀ではあるとはいえ
全員で歌えばそこには確かに娘。を感じる事が出来る。

しかし、2人で歌われても娘。を感じる事は難しい。
モーニング娘。としてみるのでなくて
あくまでソロの2人組という形で受け取ってしまう。

結果として、娘。を見たというよりも
「なんかファン向けのコアなイベントを見てきた」
という印象を受けるのだ。

冷静に見てみると、全部で26曲あり、そのうちの7曲なので、
実はそこまで邪道な曲が多いわけではない。
ただ、その曲の印象が強いために、邪道と感じてしまうのだ。

もう一つその7曲が印象に残る要素として、
今回はシングル曲が少ないという点が上げられる。

特に、ピースやここいる、恋レボ、ゴーガールと言った
キラーナンバーといわれる定番のシングルが少ない。
その為に娘。で歌っている曲の印象が薄いと感じるのだと思う。

しかし、これは裏を返すと、大きな挑戦をしていると思っている。
今回のセットリストはかなり新しい曲が中心になって構成されている。
昔のキラーナンバーではなく、最近の曲のカップリングが選ばれている。

春ツアーでも感じだ事だが、
ラブマのメンバーが一人も居なくなった今、
新しいモーニング娘。として昔の曲に頼らないツアーにしようとしている。

今回のセットリストで娘。の印象が弱いのは、その挑戦の結果だと思う。
この挑戦には大きな意味があると思う。破壊なくして創造は無い。
世代交代の途中は一時的には見劣りするかもしれない。

この見劣りというのは決してパフォーマンスの事ではなく、

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