舞台おじぎ30度

2008.03.03 Monday 21:29
ALMIC



ファミレスは誰もが寄れるコーヒーショップ。
ある人にはコンビニで、ある人には仕事場かもしれない。
でも、彼女の誕生日を祝う場所ではない。
と先輩は語る。

これを聞いていた花梨が彼女に答える。
先輩は高校の時サッカー部で、仲間が苦しい時でも、
失敗したときでも、「俺に任せろ!」と言っていた。
そういう安心して任せられる所が好きだった。

ファミレスもそれと同じで、どんなお客さんでも、「任せろ!」と
安心して受け入れてくれる。
そういう所が大好きなんです。

ファミレスのすばらしさを語る花梨。
その言葉に感化され、2人はファミレスで仲良く誕生日を祝う事になる。
結果として、またも花梨の恋は上手く行かない。

「まだわからないよ。」と言い出すれいな。
ずっと現場に居あわせた年配のお客さん。
れいなの話によるとこのお爺さんはかなりの金持ちで、
イケメンの孫が居て、ここに孫の嫁を探しにきているとのことだ。

もちろん、何の根拠も無いれいなの妄想であるが
またも乗り気になる花梨。
そんな花梨におじいちゃんが話しかけるが・・・

このおじいちゃんは妻に先立たれて子供もいない孤独な老人で、
花梨がその妻に良く似ているのだそうだ。
ここに来る事でいつも花梨に励まされているとのこと。

結局、これも花梨の恋とは関係なかったが、
一連の事でますますファミレスで働く事が好きになった花梨。
さすが「ファミレスのすばらしさ」がテーマである。
非常にわかりやすい話だ。

話の落ちだが、最初から最後まで常にいたお客さん。
小説家志望で、ファミレスで小説を書いている。
その小説がついに完成する。

このファミレスを舞台とした小説で、主人公は花梨。
小説の中の花梨がついに恋人と結ばれたのだ。
これがこの3つ目の占いの顛末である。

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