舞台おじぎ30度
2008.03.03 Monday 21:29
ALMIC
素の彼女らとそれほど離れている役ではないので、
役に入り込みやすかったとは思う。
さゆみんは声の質が細く、声量が少ないので、
舞台でも台詞が少し聞き取りにくい。
俺は耳が良くないので、後ろの席に行くと若干聞き取れない。
最初はマイク無しで演じているのかと思ったが、明らかに小さな音も
拾っているので、おそらく集音マイクが設置されているのだろう。
テーブルの上の伝票入れに仕込まれていると予想している。
笑いどころも多々あり、アドリブもそれなりに入ってくるので、
複数回入っても楽しめる。メインで演技している所以外にも
小芝居を入れているので、二回目以降はそこを見るのも楽しい。
総じて期待以上の出来だった思う。
しかし、ミュージカルと芝居の段階で比べる対象が違うとは思いつつも
やはりリボンと比べてしまうと物足りなさは感じる。
もちろん、ミュージカル>芝居という単純な図式ではない。
そうではないが、娘。の本業が歌である以上、
やはり歌があった方が楽しめるかな。
普段見る娘。たちの衣装はステージ衣装である。
今回の舞台では、前半は私服調で、後半はウェイトレス。
この衣装は新鮮で可愛いね。
さゆみんはヘアバンドにワンピースに高いピンヒールを履く。
スカートは非常に短くてナイス。
絵里は女子大学生風で、愛ちゃんはホットパンツ。
れいなはいつも通りギャルっぽい格好。
みんな普段のイメージに近い衣装で非常に可愛い。
さゆみんはリボンに引き続き、「うさちゃんピース」も披露するし
娘。たちの魅力も十分に表現できていた。
一方、今回一番残念だった事。それは客のマナーだ。
俺はゲネには参加していないが、ゲネの時は演技の途中、
台詞に対して返事を返すような人が居たらしい。
最終日でも同じように花梨がおじいちゃんと小説家に対して
恋愛の対象にならないという台詞を話す所で
「俺は?」と声を出す人が居た。
はっきりいってこれは論外だろう。
マナーが悪いを通り越してルール違反だ。
これは例えるならコンサートでマイクを持ち込んで、
ステージ以上の歌声を上げているようなものだ。
つまみ出していい。
最後の挨拶の時に声を掛けるぐらいはいいと思うよ。
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