おじぎでシェイプアップ まとめ

2009.06.16 Tuesday 14:16
ALMIC


image[090613_0003.jpg]

昨日でおじぎでシェイプアップも終了し、
ネタバレを気にする必要もないくなったので
今回はストーリーにそって振り返ってみる。。

前回、全体を通して何が言いたいのかがよくわからないと書いたが
改めてテーマについて考えてみると、華梨が口癖にように言う
「がんばりすぎないように頑張る」がキーワードだろう。

今回の話には色々なサブストーリーが詰め込まれているが
その中で最も中心となっている話が、
華梨がトレーナーを始めたきっかけだ。

絵里香は高尾山の占いが仕事のきっかけ。
れいなは好きな人から太ったといわれたこと、
ルルカは怪我のリハビリでお世話になったトレーナーへの憧れ、
深華は人が集まるところが好きなこと、がそれぞれのきっかけだ。

華梨も理由を聞かれるが、頑なに話そうとしない。

登場人物の中に、岩隈(漢字は不明)さん一家がいる。
旦那さんは運動することに乗り気ではないのだが、
奥さんに無理やりジムに連れてこられる。

華梨はその岩隈さんの担当となり、
乗り気でない岩隈さんに対し執拗に運動を勧める。
普段の華梨とのギャップもあり皆が異常を感じていた。

なぜ岩隈さんに執着するのか、それはお父さんの事情にあった。
華梨のお父さんはとても仕事が忙しく、
ほとんど会話を交わすことすらなかった。

ある時、たまたま一緒に会話が出来る機会があり、
お父さんは仕事の辛さや大変さを沢山語ってくれた。
その時に華梨はいいたかった言葉を伝えることが出来なかった。

その後、お父さんは健康を崩して亡くなってしまう。
失ってから、伝えられなかったことを後悔し、
今でも後悔をし続けている。

岩隈さんをみて、お父さんを思い出してしまい、
健康を崩さないうちに運動をして欲しいと執拗に頼んでいたのだ。
この事件が華梨がトレーナーをする理由でもあった。

華梨がお父さんにいえなかった言葉。
『私お父さんがいなくなったらイヤだ』

「これ、すっごいいいです!」
ルルカがこの小説を読んで言った。

「お父さんは頑張りすぎてなくなったんでしょ?」

[9] >>
comments (8)
trackbacks (0)


<< おじぎでシェイプアップ!
ハッピーマリッジソングカバー集 チャンプル1 >>
[0] [top]





[Serene Bach 2.21R]