ネタバレ回避画像
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まずは気になる出番の方だけれども、台本を見て分かる通り、
それほどは多くない。
ただ、それは見せ場が多くないだけで恐らく出演時間は美貴ちゃんより多い。

見せ場が多いかどうかは確かに大事な事だ。
だがしかし、見せ場が多くないからといって、見るべき所がないのか
というとそんな事はない。

台詞のない時でも常に表情で、仕草で演技をしている。
決闘のシーンではハラハラドキドキしている表情を見せるし、
アクション俳優が演じている時は、いかにも宮廷の淑女が
パーティに出て楽しんでいるかのような表情だ。

もともとさゆみんは表情や仕草の表現は積極的に取り組んでいる。
基本的に性格が想いに入り込むタイプ、いわいる妄想タイプだから
役を演じるのは得意だし、好きだろう。それが可愛い役なら尚更ね。

今から考えるとさゆみんは淑女が一番適任な気もする。
本当はお姫様が一番いいのだけれども、サファイアは男の子でもある。
さゆみんは男の役をやるのは難しいかな。典型的な女の子だからね。

さゆみんのもう一つの役である、リュー。
新しく王様になった大臣の息子（小春ちゃん）のお嫁さんをスカウト
してくる役だ。

淑女が上品な貴族の女の子だとすると、
こちらは元気で明るい女の子の役。
いつもどおりの素のさゆみんに近い役柄だね。

そしてさゆみんの歌での見せ場はリューの時にある。
リジィエ役のれいなと一緒に二人で歌う。
歌う曲はソング集にもある「スカウト」。

ほとんどの人の見せ場がソロであるのに対して、
この曲に関してはれいなとのハモリが特徴だ。
れいなが高音を、さゆみんが低音のパートを歌う。

ハモリは相手の音に釣られやすいのだが、本番では全くその気配はない。
高音の方が耳に残る分、れいなの方が強いかと思いきや、
さゆみんの歌はれいなに負けないぐらい力強い。

CDの音源よりも良かった。これは相当練習をしたのだろうな。
早速ミュージカルでの歌の練習の効果が現れている。
やはり今回のミュージカルは大きな経験になりそうだな。

全体として、CDで聞くより生で聞いた方が遥かにいい印象を受ける。
当たり前のことなのだが、生の方がいい印象を与えられるのは
それだけ実力があるということに他ならない。

「あなたに会いたい」、「大臣の願い」、「戦いの時」、
いずれも生で聞くとまたCDとは違う印象を受けると思う。
逆にミュージカルでしか聴いてない人はCDも聴いて見ると
新しい発見があるだろう。

初日は最前中央２ズレという良席で見たため、
逆に見えないものが多すぎた。舞台の真ん中しかみえないしね。

最前でしか見えないものも多いけど、
逆に見えないものも多いのだ。
だから、もう一度しっかり見てからレポしようと考えた。

さゆみんが転んだ件に関しては、
はける途中だったので舞台進行には全く影響はない。
いかにもさゆみんらしい失敗で微笑ましい。

ただ、やはりプロである以上、
こういう失敗はやってはいけないことである。
反省すべきところは反省して次に生かすことが大事だね。
翌日行った人の話によるとさゆみんは大分良かったようだし。


最後に衣装についてのレポ。
淑女の中では一番露出度の高い衣装を着ている。
色はピンク色。

胸の谷間が見える衣装で、他の人よりセクシー。
どうやら事務所はこんこんが卒業した今、娘。のセクシー、
ビジュアル担当をさゆみんにしようという目論見だろうか。

それはとても歓迎する事だ。
さゆみんのスタイル、ルックスが評価される事は素直に嬉しい。
ただ行き過ぎてエロになっちゃうのは困るけどね。
エロいのは俺の目の前でと、妄想の中だけで充分。

評価してくれるなら、写真集を早く出してくれと言いたい。