リボンの騎士 8/10 なっち誕生日公演
2006.08.11 Friday 02:20
前に書いたとおり、今日からネタバレは気にせず書きます。
まず前回の更新についての補足。
前回挙げた15のサイトは、Yahoo!ブログ検索で「リボンの騎士」で
検索して、見つかった全ての非ハローファンの人の感想を取り上げている(8/7当時)。
「行って来た」とだけとしか書いて無いような、
あまりに感想の無いもの以外は取捨選択をせずに取り上げた。
自分の意思を含んだ情報にしたくなかったからだ。
そうして、非ハローファンの感想を色々読んで見て気がついた点がある。
俺はリボンの騎士を見るとき、まず本人ありきで見てしまう。
サファイヤを演じている高橋愛を見ている。
ヘケートを演じている藤本美貴を見ている。
ところが一般の人は、サファイヤはサファイヤとしてみる。
演じている人が普段どういう人なのかといった視点はほぼ持たない。
また、普段見ているコンサートにストーリー性が低いため、
歌、ダンスといった演技>ストーリー
という順序で着目する癖がついている。
一つ学んだことは、今回の劇を見るうえで、音が外れたとか、
ステップを間違えたとか、逆にそれらがよかったといった点だけでなく、
この話の流れにおいてどういう役割を果たさないといけないのか、
その場面その場面で、その役柄はどういう状況にあるのか、
といった視点で見ていかないと、見えないものがあるという事だ。
特にそれが顕著なのが主役のサファイアだ。
時には男であり、時には女であり、時には愛に落ち、
時には憎しみに溺れる。
その時々で当然別々の表現が必要である。
当たり前のことだけれども普段コンサートには無い見方なので、
俺としては新鮮ですね。
さて、それでは8/10の公演のレポート。
この日はなっちのリボンの騎士初公演であり、誕生日でもある。
さすがなっち。会場はほぼ満席だった。
拍手もなっちに対しては特別に大きい。
カーテンコールでは、昼夜ともにハッピーバスデーの生演奏。
昼ではケーキが出てきてなっち号泣。
そんななっちのフランツ王子。
なっちは本当に可愛いね。かわいすぎる。
かわいすぎて、王子を演じるのはちょっと辛い感じだった。
どの淑女より小さいフランツ王子というのがなんとも・・・。
歌はさすがに上手。
ただやはり男声は難しく、かなり頑張っている印象。
なっちは良くも悪くもなっちにしか見えないな。
フィナーレではストレスを歌う。
夜では感動のためか、歌詞を飛ばしていた。
梨華ちゃんは淑女役とピエール役をやる。
最初の「フラフラ」のシーンでは、明らかに淑女の中でセンターの役割。
元々非常に女の子らしい梨華ちゃんだから、違和感なく淑女を演じていた。
ピエール役はフランツ役のイメージが強いためか、違和感を感じた。
命令と正義感の狭間で苦悩する役なのだが、
その悩んでいる心があまり伝わってこなかった。
他の人に関しては、みんな声の調子が明らかに下がっている。
特に感じた順に言うと、高橋、藤本、久住、吉澤。
8月入ってから毎日公演を行い、唯一休みだったのが8/9のみ。
とはいえ、もちろんモーニング娘。の仕事はリボンの騎士だけはない。
8/9も休めたかどうかは甚だ疑問である。
まだまだ前半戦なのでこれからどうなるのか少し不安。
これまでのリボンの騎士の評判がいいのは確かで、
そのため高い期待値を持って見に来てみたら、声が出ていない、
なんてことになったら悲しい。
今更言っても仕方が無いが、
もう少しスケジュール考えた方がよかったのではないかね。
さゆみんについてはまた明日にでも書きます。
ただ、最近毎日忙しいんだよな。
だからこんな時間に更新しているわけだが。
Comments