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リボンの騎士 8/27 千秋楽  

リボンの騎士フォトアルバム

リボンの騎士、千秋楽+特別公演を見てきた。
同時にマコの卒業式もね。
色々あったリボンの騎士も終わってしまった・・。

まずは劇の内容について。
さすが落日だけあって、気合がビンビンに伝わってくる。
それは娘。だけに限らない。箙さんも、マルシアさんも、
アクションのお兄さん達もいつも以上に気合の入った演技。

ほとんどに人はそれが良い方向に働いていて、
俺が見た中では一番よい公演だったな。
1週間ぶりにみたのだけれど、
淑女達の演技、つまりさゆみんも格段によくなっていた。

この間の更新で、役を演じる事で自分自身を
アピールして欲しいと書いたけど、今回はそれが出来ていた。
落日だからか、ちょっと緊張した面持ちだったけどね。

「キー悔しい!」とハンカチを噛むシーンでは、
いつも以上に悔しがるれいな。

「待てー!」と亜麻色の髪の乙女を追いかける時は
退場時に「待ちやがれー!」とか「まてぇぇえ」とか掛け声が。

剣の試合のシーンでも、みんな自由奔放に淑女らしい動きをしていた。
ちなみにこのシーン、なぜか身長が低いから不公平という流れになり、
背の低い選手が高い選手にカンチョウをする。意味不明。

そのシーンで今まで、さゆみんはカンチョウを
された瞬間からずっとお尻を押さえているのだけれども、
今回はえりとカンチョウ合戦をしてた。

全員、歌も演技も気合が入っていたね。
一番の新人で、年少者の小春ちゃんからもそれを感じた。

これはかなり感心した点である。
バリバリ教室の時は気合が入っているというより
常に無我夢中であった印象だし、
レインボーセブンでは自由奔放だった。

気合を入れるという事は、
それだけこのミュージカルに本気で当たってきたとともに、
自分の役割について責任感が出てきたことでもある。

今までが本気でなかったわけではないが、
責任感が出ているな、と感じたのは今回が初めて。
こうやって一歩一歩成長していくのを見るのがとても嬉しい。

これだけのレベルのエンタテインメントは中々みられない。
そう感じさせてくれるぐらい素晴らしかった。
少なくともこのリボンの騎士はもう二度と見ることは出来ない。
昨日リボンの騎士を見ていたときにそう感じて寂しい思いがあった。
これはツアーでも中々感じない気持ちだ。


今回は千秋楽ということで、各出演者からのコメントがあった。
まずはマルシアさん。
今回は王妃という高貴な役を始めてやらせていただいた。
もう愛ちゃんと演技するのも最後かと思うと・・・。

と号泣。

これを機に是非他の演劇を、
マルシアが出演しているものを見てください。

と最後はしっかり宣伝を。
リボンの騎士にマルシアさんの演技は欠かせません。
素晴らしい劇を演じてくださって本当に感謝の念でいっぱいです。
マルシア握手会があったら行きたいぐらいですね。

次は箙さん。
モーニング娘。や美勇伝と出会えてよかったと。
そして、是非宝塚も見て欲しいと。
宝塚にもみんなのパワーが欲しいと。

多分、宝塚ファンには宝塚ファンのパワーはあると思うけどね。
こちらもしっかりと宣伝をする所が返って好印象。

ここからハローの出演者に。
まずは梨華ちゃん。

今回のミュージカルは大きな挑戦だった。
マルシアさん、箙さん、スタッフの皆さんからミュージカルの
厳しさと楽しさを教えてもらいました。

でもこの舞台を乗り越えられたのは・・・
と、ここでかみまくり。

でもこの舞台を乗り越えられたのは
ファンの皆さんに背中を押してもらったおかげです。
小川麻琴の最後の舞台に立てて幸せです。
今回のミュージカルから大きな自信を貰いました。

素晴らしいコメントですね。
マコに対する愛情もヒシヒシと伝わってくる。

次に愛ちゃん。
一言目の「あの〜」から訛り全開でサファイアとのギャップに失笑。
それだけサファイアの役に入り込んでいた証拠だね。
あの衣装を着ていると、高橋愛ではなくサファイアとしか見れない。

内容は結局何を言っているのかよく分からない状況。
良くも悪くも愛ちゃんらしい。

どうすれば演技が良くなるか毎日考えていた。
とにかく学ぶべき所が沢山あった。
ずっと憧れていた宝塚から沢山のことを学べた。

こんな感じだったかな・・・。

ミュージカルに関しての話はここまでで、これからマコへの言葉となる。
ミュージカルに対して出演者全員のコメントが欲しかった。
いつものコンサートでも全員コメントを言っているし、
今回はいつも以上にみんな頑張ってきているはずだ。
是非とも他の人の話も聞きたかった。


次にマコの卒業式が始まる。
なお、最終日だけはフィナーレに
「青空がいつまでも続く未来であれ」
が追加される。

マコがソロで歌って、残りのメンバーがそれを祝福するというもの。
他の曲は全てカラオケ(演奏がという意味)だが、
この曲だけは生演奏。粋な事をしてくれる。

夜公演のみはマコ以外はひまわりを持って登場。
一人一人がマコに花を渡しながら歌を歌う。
マコトも泣きながら歌っていたな。

話を卒業式に戻す。
まずは5期代表でガキさんからコメント。
もちろん号泣。昼公演の青空でも泣いていたからな。

コメントの内容は卒業しても頑張ってという内容。
一旦コメントがおわったかと思ったときの最後の言葉。

「最後に一言。麻琴に会えて良かった」

そして抱きつく。愛ちゃんもそれに混じる。
5期程同期の繋がりを感じさせてくれるものはないね。

各社記事で今回の卒業を紹介しているが、
その中でもこの5期の抱擁を写真に収めて使った
サンスポさんは素晴らしい。


次に娘。代表で美貴ちゃんから。
魔女から言われてもね、で始まる。
明日も麻琴が間違えて来ちゃうんじゃないか。
卒業が信じられない。

感謝の気持ちと寂しい気持ちを伝えていて、
代表という事もあるのか、いつも以上に素直な気持ちを伝えていた。
そのために物凄く照れまくっていて、自分で照れ笑いをしていた。
そこが美貴ちゃんらしいね。

次によっすぃから。
大臣としてと吉澤としての二つのコメントをする、
と前置きしたけれどその区別はなかった。

3月からずっと稽古をして、正直長いと思ったこともあった。
でも、みんなからすごく評判になって、とても高い評価をしていただいて、
大成功で終わってよかった。

麻琴には大成功の舞台で卒業をさせたかった。
でも目を見て話す事が出来ない。
卒業しても、海外へ行ってもいつでも連絡をして。

リボンの騎士が俺たちファンだけでなく、
色々な人の間ですごく好評で評価されていた事は
どうやら出演者にも伝わっていたようだ。

俺は想いは必ず伝わると信じているので、
こういうコメントは嬉しいね。

マコはハロー始まって以来のミュージカルでの卒業。
最初はライブで卒業できなくて残念だとも思ったけれども、
結果的には素晴らしい卒業式になった。

その大きな理由の一つが、よっすぃの言うように
リボンの騎士が素晴らしい出来になり、
大成功をおさめることができたことだ。

これだけ大きな仕事を成し遂げての卒業だからね。
確かにライブで卒業をしたかったのもあるけれども、
リボンの騎士もモーニング娘。の大きな仕事。
大きな仕事で卒業できるのは幸せな事だと思う。

最後にマコからのメッセージ。
卒業後は海外に行きますが、次帰って会う時には
大きく成長した自分を見せたいと思います。
5年間応援ありがとうございました。
・・・私、今イッパイイッパイです。

いっぱいいっぱいでまとめに苦労しているマコに対して、
よっすぃが耳打ちをする。

「小川麻琴、行ってきます!」

素晴らしい最後の締めの言葉だった。
旅立ちを感じさせる、明るく元気な締め言葉。

これがよっすぃの助言という所も素晴らしい。
5期愛と同じようにこの二人からも愛を感じた。

前日の8月26日で5期が結成してから丸5年。

「5年間の数え切れない想い出と経験は一生の宝物です。」

彼女達は卒業してもモーニング娘。として過ごした時期は
一生忘れる事はないだろう。
もちろん、それを見てきた俺たちも忘れる事はないだろう。

幕が下りた後も鳴り止まない拍手。
それが今回の卒業式がいかに素晴らしかったことを物語っている。

そして普段のライブではありえないことに何回も幕が上がる。
自然と客席は総立ちに。期せずともスタンディングオベーションとなる。
拍手と同時に、ライブでの恒例であるみんなで手を繋いで「オーイ!」
とバンザイをする。これがハロー流のオベーション。

次に幕があがると、「ピーマコです!」を披露。
最後には「これで本当に最後です。ありがとうございました!」
で終わる。

これは本当に素晴らしかったね。
しかし問題がないわけではなく、立てた事への間違った解釈で
前に駆け寄る人が居たのは残念だ。

前で見たいのはわかるし、ある程度は仕方がないけど、
みんなで駆け寄ったら明らかに危ない。
多分事故はなかったと思うけど、もし何かあったらこれまでの
「ファンもやればできるじゃないか」という評価が台無しだよ。

ただ、そういう懸念を除けば、自然な形での興奮、
拍手、スタンディングオベーション、何回ものカーテンコール。
全てが最高だったと思う。


8月ももう終わろうとしている。
今年の夏は特別熱く、ミュージカル組、℃-ute組、ベリ組、
それぞれが特別熱い夏を送ったのではないかな。

夏の終わりで寂寥感はあるけれども、
次には文化祭と秋ツアーが待ち受けている。
徐々に気持ちを切り替えて行かないといけないけれども、
今しばらくはリボンの騎士の思い出に浸っていよう。

今はただ感謝の念でいっぱいです。
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リボンの騎士 はまり役  

リボンの騎士ソロセット第二弾1

1週間更新を空けたのはもしかしたら初めてかもしれない。
先週1週間は夏休みを満喫しておりました。
ほとんど家に引きこもってゲームしてただけだけどな。

そんな廃人生活を送っていたけれども、
リボンの騎士は数回みていて、先週末で全公演パターンを見れた。
ここで一旦配役から感じた事についてまとめてみる。

今回の配役で「はまり役」と言われているのは、藤本、吉澤だろう。
元々ボーイッシュで売っていて男役が見事にはまるよっすぃ。
さばさばして、突っ込みキャラであるミキティは魔女のイメージに沿う。

そのほかの人に関しても程度の差はあるが、
それぞれのキャラに沿った配役となっている。

はまる役につけたのか、キャラに合わせて脚本したのか、
恐らくその両方だろう。いずれにせよ、
きちんと個性を活かす脚本にしたのは見事である。

主演の高橋。高橋に関しては、
本人の個性と役柄がマッチしているとはあまり感じない。
主役であるサファイアの個性は簡単に変えられないのも原因だろう。

この事はサファイアを演じる事がいかに難しいかという事でもある。
「はまり役」の場合は素の自分である程度マッチしているので
その意味では表現がしやすいともいえるからである。

石川梨華さんも難しい演技をしている。
梨華ちゃんは、一人でフランツ・淑女・ピエールの3役をこなしている。
これだけの役を一人で演じるのは相当大変だっただろう。

パターンの複雑さでいうと、梨華ちゃんが一番大変だが、
キャラクターの複雑さではサファイアが大変だろう。

サファイアという役柄は一つだが、その中で
皇女としてのサファイア、王子としてのサファイア、
魂を抜かれて男になったサファイアを演じている。
(あとリボンの騎士ね。)

サファイアという役は非常に難しい役である。
演じる役柄が難しければ難しいほど役柄の個性は強くなる。
高橋が演じないといけないのは、高橋愛ではなくサファイアだ。

サファイアの個性が強いために、それは高橋の個性とマッチしなくなる。
そのため「はまり役」ではなくなる。
では、マッチしない役を演じる事は個性を生かしていないのだろうか。
本当に高橋が演じているのはサファイアで、高橋愛ではないのだろうか。


ここでさゆみんの役柄について考えてみる。
さゆみんが演じているのは、淑女とスカウト・リューである。
この二つの役で求められている事はなんだろうか。

淑女では華やかさと女の子らしさを、
スカウトでは元気で明るく可愛い男の子を求められている。
リューに関しては男性を選んで「ちょっと格好よかったんで」
というぐらいなので、男の子である事は求められていないようだ。

元々名もない淑女であるし、原作にも存在しないリューである。
その役の設定はほとんどなく、役柄の個性は少ない。
役柄の個性が少ない分、素のさゆみんの個性で補間する事ができる。

役柄にはあまり難しい事が要求されていないのが実情だろう。
淑女やスカウトで求められている事はきちんと表現している。
しかし、もうちょっと頑張って欲しいと思う所もある。

一つ一つの表情や、自分がメインで演技していない時の演技。
そういう細々した所にどれだけ気を使っているか。
その点で不満を感じる。

脚本の中でキャラクターの設定が曖昧のため、
逆に演じにくいというのはあるだろう。
大臣や、ヘケートの場合は自分がメインでない所でも、
こまごまと演技が入っている。

例えば、スカウトのシーン。
メインで歌っているのはリューとリジェだが、
この時の大臣の演技は面白い。

二人が楽しそうに歌っているのに合わせて、
息子とナイロンが楽しそうに踊り始める。
息子とナイロンに一緒に踊るように誘われて踊り始めるが、
男であるからか、最初はかなり照れている。
台詞はまったくないが、その感情が伝わってくる。

葬送のときも、蘇りの歌を歌っている中で、大臣だけは唱和をしない。
サファイアが生きては息子が王になれないからだろう。
しかし息子は蘇りの歌を一生懸命に歌っている。
それをみて当惑しつつ息子の肩に手をかけるが、振りほどかれる。

この辺りの演技は恐らくきちんと定められたものだろう。
こまごまとした所まで決められている分演じやすいし、
キャラクターの設定も明確なのでどう演じるかもわかりやすい。

それに対して、さゆみんの剣の試合の時の演技や、
戴冠式の時の演技は多少の物足りなさを感じる。
求められている事の少なさから演じる事の少なさにつながる悪循環。

しかし同じ淑女の演技を観ても、やはり梨華ちゃんはすごいと思う。
かなりウザイぐらいの演技をしている。
表情一つ、動作の一つ一つにウザさを感じる。

このウザさは梨華ちゃんが本気で真面目に取り組んでいるからこそ
感じるものだ。同じ役でもここまでのものを見せられると
もうちょっと頑張って欲しいなと思います。

楽屋でキャッキャ言ってたのも何回か聞いたしね。
もうちょっと緊張感あったほうがいいのではないでしょうか。


求められている事が大きくないから、当然大きい成果は出せない。
さゆみんに大きい成果を求めるのは酷ではあるだろう。

淑女もリューも「はまり役」である。
ただどちらの役でも「道重さゆみ」が見えてしまう。
同じはまり役でも大臣は大臣であり、ヘケートはヘケートである。

それぞれの役をしっかりと表現する事。
本人の素の個性を表現する事。
この二つは相反するもののように見えて、表裏一体のものだ。

大臣も、ヘケートもサファイアも、役柄を表現しているが、
役を入れ替えて表現させたら全く別のものとなるだろう。
これは個性を表現している事と同じ事ではないだろうか。

高橋愛はサファイアの役柄を表現する事で、
同時に高橋愛を表現しているのである。

さゆみんももっと役を表現することによって個性を出して欲しいな。
今出来ない事はそれほど問題とは思いません。
いつか出来るように学んでいってほしいです。
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リボンの騎士 8/12 フィナーレの是非  

仙台七夕祭り記念

今日もリボンの騎士を見て来た。
10日は今まで見た中で一番声が出ていなかったが、
今日は大分取り戻した印象をうけたので一安心。

今日は何かと物議を醸す、フィナーレについて少し書きたいと思う。
まず最初に言うと、本編の最後にある、歌を歌うコーナー、
あれは宝塚ではミニライブとは言わないで、フィナーレという。
(またはレビューというらしい。台本上ではフィナーレと記してある。)

先日非ハローファンの人の感想でもあったように、
俺は宝塚の文化についてあまりにも無知である。
無知は時には罪となる場合もある。

最初に知っておきたい事は、宝塚ではレビューは付き物である事だ。
ミュージカルをやったあとに、レビューがあるのは宝塚でも
スタンダードな形なのだ。

だから、時に聞く、
「宝塚が全権を握っているのに、よくミニライブなんてやったな」
「事務所が頼み込んで入れたんだろう」
というような感想は的を外していると感じる。

また、他にも宝塚の特徴は色々取り入れているようだ。
例えば、舞台の中央にある大階段。あれも宝塚の特徴らしい。
フィーナーレの時の燕尾服や羽根扇も宝塚の定番である。
これは台本にも書いてある。

他に台本のその箇所に書かれている事は、
「フィナーレの持ち物など。」
「男役の振りも取り入れて。」
の二つで、これもそれぞれきちんと舞台に反映されている。

最後のカーテンコールのときに持っている鈴のついた棒。
あれは宝塚のフィーナーレで大階段を降りてくる時、
出演者が手に持つ、「シャンシャン」というものらしい。
これが「フィナーレの持ち物」。

美勇伝の振り付けでは椅子を使う。
俺たちハローはそこにセクシーさを感じていたようだが、
あれが宝塚での男役の振り付けで使う定番らしい。
(だからなにをヒューヒュー言っているのか不思議がられた)

他に俺がよくわからなかったことに拍手のタイミングがある。
拍手のタイミングに関しては銀河旋律で触れられている。
(今後もっとちゃんとそれについて書いてくれる・・・かも)

このように、俺はあまりにも宝塚のことを知らなかった。
それは宝塚に無関心であるからであり、恐らくはファンの人は
同じようにあまり興味を持っていない人が多いのではないだろうか。

やはり知らないで見るのとそうでないのには差があるので、
是非宝塚について学んでみるといいだろう。
この点、リボンの騎士を見る前に宝塚を見たという
Growing upさんは流石。

これらを踏まえたうえでもう一度フィナーレについて考えてみる。
上記したように、確かにこのフィナーレは宝塚でも定番の物である。
ただ、だからといって本当に必要な物か、というとまた別問題だ。

宝塚に興味もなく、娘。にも大して興味のない人だって劇を見に来る。
その人たちがフィナーレを見たら、やはりミニライブと捉えるだろう。

それに、今回演じているのは、
あくまでハロープロジェクトと宝塚のコラボレーションであり、
宝塚そのものをやろうとしているわけではない。

宝塚風にハロープロジェクトをアレンジし、両者の文化の融合を図る。
いかにモーニング娘。たちの魅力を引き出せるか。
決して宝塚そのものになるのが目標ではないはずだ。

恐らくフィナーレを要らないと思う最大の原因は、
無理やりライブをいれこんでいるという印象があるからだと思う。
ただ、それに関しては間違いであることは前述した。

ここに見る側と演出する側に意識のズレが出来ている。
ライブなんだからもっと楽しみたいのに、
なんか半端に大人しくしないといけないし、消化不良だ。

しかし、これはライブではないのだ。
これはあくまで宝塚でいうフィナーレなのだ。
だから、それを見る側としては、決してそれと同じにする必要は無いが、
宝塚のフィナーレを意識することは必要だと思う。

・・・ただ、俺は宝塚を見た事が無いので、
どういう風に見るのがいいのかがよくわからない。
コールを入れるのはありえないと思うが手拍子ぐらいはやるのだろうか?
歌う曲は劇の中の曲なのだろうか?それとも全く関係ないのだろうか?

その辺りがわからないと、どう行動するのが宝塚のファンに対して
敬意を払った態度となるのかがわからないんだよね。

手拍子を入れたり、手を振ったり、またはレスをとりに行くとしても、
宝塚の応援の姿がどういうものかを知っていると知らないのとでは
差があると思う。


俺は、このフィナーレはやる意味はあると思っている。
ハロープロジェクトは歌手の集団であるので、
宝塚との融合を図る最も適した場はこのフィナーレではないだろうか。

モーニング娘。がモーニング娘。の曲を宝塚風にアレンジして歌う。
これで十分にその目的に沿う物だと思う。
あとは見る側が宝塚との融合のスタイルだという事を意識する事だ。

宝塚を知らない人の方が多数を占めているというのが、
なかなか難しいところだね。
拍手のタイミングとか、フィナーレの態度とか、
知っている人が多数なら、自然と正しい姿が学べるのだけどね・・・。
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