中庸
2005.11.18 Friday 18:12
2chからのネタ。
北海道新聞8月3日付、「戸惑う親たちへ、12歳の事件」より
こどもが性犯罪に巻き込まれないようにするために親は何をすべきかという
インタビューにラブピースクラブ代表北原みのり氏が答えるという記事の中の一節
―― (中略)こどもが「パンツを売るのがどうして悪いの」と聞いてきたら
北原「何も言えないですよね。ただ、パンツを売る子たちは、その先どうなるのか
現実感がないんだと思う。『モー娘。』などのアイドルグループのコンサートに親子で行くといい。
あまり近づきたいと思えない感じの男たちが『〇〇ちゃん、パンツくれー』って叫んでて、
一方で親子連れが来てるそうです。『ああいう人たちの宝物になるんじゃない?』って言えば
現実感がもてるかも」 以下略
第一に2chからの引用なので本当に
北海道新聞にこのまま載っていたかはわからない。
第二に略されてる部分が多いのでこの箇所だけ
読むのは意図を組み違えている可能性がある。
それを踏まえたうえで述べていく。
これははっきり言って侮辱もいいところだな。
俺は年間で100公演以上の現場にいくけれども、
その中で一度だって『〇〇ちゃん、パンツくれー』と叫んでるやつなど
見たことが無い。
北原さんは果たして実際にコンサートに行ったことがあるのだろうか。
もしかしたら中にはそんな人がいるのかもしれないけれども、
それはかなり少数派だろう。
俺はサイト上ではパンチュパンチュ言ってるが、
本人の前でそんなこと言うほどキチガイではないよ。
欲望としてパンツみたいと思うことは別に悪い事とは思わない。
それを実際に行動に移すとか、表に出す場所を考えない事が問題。
人間は欲があるからこそ前に進めるのだからね。
いくらなんでもこれは偏見もいいところだな。かなり心外。
俺は確かにアイドルの追っかけをやっている。
けれども自分に恥じるようなことは何もやってないつもりだ。
社会的責任は果たしてるし、特に他人に迷惑もかけていない。
価値観も相当上位においている事は確かだが、
最上位というわけではない。
応援する気持ちも、よこしまな気持ちでやっているわけではない。
純粋に頑張って欲しいと思うし、
自分自身への良い刺激になっている。
胸を張って「俺はモー娘。大好きだよ!」って言い切れる。
何ら恥じる事は無い。
現実的には、偏見や、マイナス印象があることは事実だから、
必要の無いところで無駄なアピールはしないけれどもね。
その方が賢いから。
北原みのりさんについて少し調べてみたけれども、
フェミニストなんですね。
著書『フェミの嫌われ方』では
つんく♂さんの『LOVE論』を批判しているようだ。
そのあたりの印象というのも影響しているのかもしれない。
いくら実態がどうであれ、外側からみたら
このように見られているという事は紛れもない事実だろう。
悲しいけどね。
それでも胸を張ってやれるぐらいに自信を持てるように、
自分に恥じない行為をするべきだ。
外からどういわれていようと、自分を信じて進む。
これは良いことなのか悪い事なのか、それが難しい。
しかし、何かを成すためにはこれは必須の事だと思う。
昨今のマナー問題はこれに当てはめるとどうなんだろうね。
本人達は自分に恥じない事をやっているが、
周りからそれを理解されない。
それでも自分の信じることをやるべきなのだろうか。
結果として何かを成すにはやはり進むべきだろう。
現実は中々そう簡単には上手くいかない。
それは他人の事も考えて生きないといけないからだ。
他人への被害を考えながら進むのは必要だろうね。
(他人への被害を0には出来ないのでどうしても妥協になる)
グダグダになってきたのでまとめる。
自分自身に恥じず、自信を持って行うならば、
他人に理解されなくても胸を張るべきだ。
ただし、それと同時に、他人に気を使う必要はある。
そのバランス感覚が大切ではないだろうか。
俺は中庸主義。
実際は極端に生きてるけどな。
以下参考文献。
フェミの嫌われ方 北原 みのり Amazonで詳しく見る by G-Tools |
LOVE論―決定版 あなたのいいトコ探します つんく Amazonで詳しく見る by G-Tools |