ぶち好きポーズのこれから
2006.01.17 Tuesday 19:47
うさちゃんピースに対して興味深い文章を見つけたので紹介。
下等上等さんの1/14の更新。
以前のサイトは拝見していましたが、言及するのは始めてですね。
さゆみんの事を注目してくれる人が増えるのは嬉しいね。
文化祭でうさちゃんピースを意図的に封印していたのは間違いないだろう。
そこに差別化の意識があったのも確かだ。
俺はそれは文化祭におけるさゆみんの役割の大きさから、
責任感の現れだと捉えた。(10/11のエントリ参照)
その頃からうさちゃんピースの頻度が減った事は確かだが、
決して0にしたわけではないし、
ましてやうさちゃんピースを捨てたわけではないだろう。
今でもさゆみんはうさちゃんピースに誇りを持っていると思うし、
思い入れも強いと思っている。
山口の凱旋コンの最後にやってくれた、
会場全体を舐めるように出していたうさちゃんピース。
あの時、さゆみんのうさちゃんピースに込めた想いというのを
確かに感じることができた。
2chのネタに左右されたわけでなく、間違えなく、
うさちゃんピースはさゆみんとファンを繋ぐ架け橋だと思う。
それ故にうさちゃんピースの存在が大きくなりすぎて
足枷になるという意見は、確かにその一面もあるな、と感じた。
さゆみんは頭のいい子だと思う。
しかし、論理的に考えて動いているのかというと疑問を感じる。
もちろん、考えていないわけではないだろうけど
それが特に優れている点とは感じない。
基本的にさゆみんは天然な人だと思っているし、
どちらかというと物事を感覚的に捉えて、
無意識のうちに実行しているのだと思う。
一言で言えば「空気を読む」のが得意なタイプじゃないかな。
他の人のちょっとした言葉や態度で物事を察する。
これは歌にもダンスにも苦手意識を持ち、自信をもてなかったから
他人に対して敏感になっていた事が原因にあるかもしれないな。
自分に自信が溢れていたら
自分の信じる道をまっすぐに進むだろうから。
その空気を読む力でもって、恐らく無意識のうちに
うさちゃんピースに変わる新しいポーズを考案したのではないか。
それが昨今話題のぶち好きポーズ。
丁度うさちゃんピースの頻度が減った時から
代わりによくやるようになったのがこれであり
時期的にも一致している。
代わりのポーズを探したのは、割と単純に
「そろそろ新しい自分を表すポーズが欲しい」
と思ったからだろう。
その意識下には
うさちゃんピースが少なくともファンの間には十分に浸透した事
うさちゃんピース以外の新技を作る事で自分自身を前に進めたかった事
そういう想いが潜んでいるのだろう。
本能的にそれらを捉えてたのだと思う。
とはいえ、これは別にさゆみんだけが持っているのではなくて
誰しも持っている能力だと思う。
それがさゆみんはほんの僅かだけ鋭いのかなと。
その少しの差が「空気を読む」ことに繋がるのだと思う。
今の段階で言わせて貰うと
正直ぶち好きポーズがうさちゃんポーズを上回るとは思えない。
それには理由がある。
まずは、ポーズとネーミングに直感的なつながりが無い事。
ぶち好きポーズを見て、名前を教えてもらって
ファンでもない人が頭にインプットされるだろうか。
その点うさちゃんピースは正にナイスネーミングだと思う。
誰もが知っているピースポーズに、誰しもやりそうなアレンジを行い、
ポーズと名前が直感的に繋がる。
実際、俺の周りの一般人でも、うさちゃんピースはすぐに覚えてくれた。
そういう、ポーズとしての本質の差があげられる。
それだけではない。
先ほども述べた様にうさちゃんピースは単なるトレードポーズではない。
そこにはさゆみんと、ファンの強い想いと思い出が詰まっているのだ。
これはうさちゃんピースには確かな歴史と歩みがあるからしょうがない。
だからこそ、昨日の日記でぶち好きポーズを浸透させるために
さゆみんとファンとでこれから思い出と作っていこう、と述べたのだ。
それだけうさちゃんピースの存在が大きくなりすぎた
というのはあるだろうね。
一発芸で成功した芸人が、他の芸をやっても
ほとんど成功しないのと似ている。
普通の人には、うさちゃんピースだろうがぶち好きポーズだろうが
大差のない問題なのだけれども、俺はさゆみんを応援しているから
さゆみんが試みている事に協力したい、応援したいと思っている。
だから、理屈ではうさちゃんピースの方がいいと思っていても
一生懸命ぶち好きポーズを応援する。
現段階では馴染みがなくても、未来の評価は変えられるはずだから。
今でもさゆみんは間違えなくうさちゃんピースの事を大切にしているから
うさちゃんピースを切り捨てるなんて事は出来ないのだけどね。