7.5冬冬 モーニング娘。 ミニ!
2006.12.14 Thursday 19:02
昨日発売されたモーニング娘。の新アルバム
7.5冬冬モーニング娘。ミニ!
夏に発売されたBerryz工房の「夏夏ミニベリーズ」に続いて
娘。でも季節にちなんだアルバムの登場だ。
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いつもにまして個性的な曲が多く、
「一筋縄」ではない曲が多い。どれもこれも一癖ある曲だ。
つんく♂さんがとても集中して作ったという事が
この個性の強い結果から読み取れる。
ちょっと面白い事をやってみようか、そのような遊び心が感じられる。
モーニング娘。(つんくオフィシャルウェブ)に
つんく♂さんによる各曲へのコメントがある。
その中のメリピンのコメントを抜粋。
さあ、おなじみ重ピンクとこはっピンクの登場です。
この二人は本当に元気でだれもをHAPPYにしてくれます。
そうですね。こういうユニットっていうか、
歌手としてもこういう存在って訓練やテクニックでは作れないんですよね。
彼女達の心からのキャラクターだと思います。
そんな彼女達を敬愛しながらの楽曲作り。
冬冬アルバムの企画の中で一番最初にイメージが出来たのもこの曲。
なんで、出来上がった瞬間から秋のモーニング娘。ツアーで歌ってもらったのです。
みなさんにとっても楽しいXmasの極力なアイテムになったんじゃないかな?
中でも特につんく♂さんが楽しく作ったと思われるのが、
この重ピンク、こはっピンクのメリピンだ。
レインボーピンクの時も思ったが、
つんく♂さんはこういうブリブリなアイドルの曲を作るのが
大好きなんだろう。
モーニング娘。という集団はアイドルでありながら
アーティスト面を前面にだしているユニットであるから、
ここまでブリブリな曲ではイメージにあわない。
そこで出てきたのがこの二人のユニット。
つんく♂さんも言っているように、これが出来るのは天性の才能だ。
特にさゆみんは17歳でもブリブリの可愛さを前面に出している。
これはアイドルの才能として天才といっていい。
曲を聴いていると本当に楽しい気分になってくる。
ウキウキしてきてピンク色に染まってくる。
歌は確かに上手ではないかもしれないが、
楽しさはきちんと伝わってきている。
しかし、この曲よく聞いてみると、実はそれほどハッピーな歌ではない。
コンサートでは歌詞はそれほど聴いていなかったが、
憧れの先輩への想いと、クリスマスはハッピーに
なりたいという思いを込めた、ちょっと切ない歌なんだよね。
オリコンのインタビューサイトに6期3人のコメントが記載されている。
その中からさゆみんの箇所を抜粋する。
――さゆみちゃんは「わ〜MERRY ピン Xmas!」を、重ピンクと、こはっピンクとして唄ってますね。<メリピン>って歌詞が独特。
【道重】 そうですね。<ピン>は、ピンクの“ピン”と、ひとりのことを“ピン”って言うじゃないですか。それに掛けてるんだと思いますよ。この曲を歌うときは自分がかわいくて楽しくできればいいなって。周りにどう思われようと、重ピンクは重ピンクなのでなりきって(笑)。
「ピン」に一人という意味があるという解釈は考え付かなかった。
この歌の世界をきちんと理解していないと出てこない発想だ。
クリスマスはハッピーに過ごしたいという願い。
だから「クリスマス for you」ではなく「for me」。
これには、「でもやっぱり一人で過ごすんだろうなぁ」
という切ない思いもこもっている。
そこから、「メリーピンクリスマス」の意味を、
「ハッピー私一人のクリスマス」という意味と考えたんだな。
もちろん、実際につんく♂さんが
「ピン」に一人という意味が込めていたかはわからないが
この解釈が正解か誤りかは問題ではない。
自分なりに歌を解釈して、世界観を持って、表現していく。
こういう高い感受性や、想像力はすごく大切だと思うんだよね。
さゆみんは感受性が高い子です。
これからもその感性を大切にして欲しいと思う。
そんな俺は今年もメリーピンクリスマスになりそうだ。
ピンクの服きたサンタさんに早く出会いたいものだな。
本当は女の子で、しかもミニスカートの・・・ってどこのイメクラだよ!