カラオケ
2005.05.31 Tuesday 22:12
今年になってからハローのコンサートは
通称カラオケコンと呼ばれる形式のものが増えている。
同じハロー内の別のアーティストの歌をカバーするというものだ。
以前からコンサートでやっていた事はあった。
しかしそれはあくまでセットの中で1、2曲であり、
コンサート内のサプライズ的要素、おまけ的要素として
許容できるものだった。
しかもその場合、あとでアルバム曲として出される場合も多かった。
コンサート中の1曲だけ、という扱いではなかった。
今のようにコンサートの半分以上がセルフカバーというのは
今年の春のハロコンから始まった。
俺はその時、これはアリだと書いた。
それは、妄想的なユニットが実現するからと、
たまにはお祭もありかな、と感じたからだ。
ハロコンだからこそアリだと思った。
最近の美勇伝やキャプテン公演もカラオケコンといわれている。
別にカラオケコンであっても、俺は楽しめる。
だけど、出来る事なら、やっぱりオリジナルの楽曲の方がよりいい。
キャプテン公演、それぞれが確実に持ち歌がある人たちだ。
その割にはセルフカバーが多すぎる。
確かに、あいぼんや辻のソロをやるにはカバーするしかないかもしれないけど、
それならむしろWのアルバム曲やC/Wにソロ曲を作って、
それをやるべきだと思う。
美勇伝。これは最初から持ち歌が少なすぎる。
そもそもその状態でコンサートをやるというのが無謀といえば無謀。
結成から10ヶ月ぐらいあったわけで、
アルバム一つ出してもよかったんじゃないか?
しかも、よりによって歌った歌が各ソロのデビュー曲。
歌い手にもファンにも思い入れがあるに決まっている曲。
俺はだからこそ、藤本は予想しててもソレは予想しなかったのに。
結論としては、やっぱりカラオケコンは出来れば辞めて欲しい。
それでも楽しめることは間違いないんだけど、
それは祭的な楽しみ方だ。
祭はせめてハロコンぐらいにしておいて欲しい。
夏ハロはシャッフル+従来どおりの形式。
冬ハロがカラオケコン、とかそんな感じでいいと思う。
娘。も、娘。といいつつ中身が全然違うからカラオケだ、
という意見を聞きます。
それは確かに一つの真実をついていると思う。
今のメンバーは確実に、
これまでの娘。の想いを、重みを、歴史を受け継いできている。
彼女達が歌う昔の娘。の曲は先輩達から受け継いできたものだ。
それでもオリジナルとは違うというのは否めないけど、
他のカラオケとはやっぱり違うと俺は思うな。