誕生記念日
2006.01.19 Thursday 21:07
本日は誕生日。祝福すべき記念日だ。
別に歳を一つ重ねる前後で何が変わるというわけではない。
むしろそれは残された時間が減った事を意味する。
それでは何で祝福をするのだろうか。
当たり前だよな。この世に生まれてきた事に感謝するのだから。
さゆみんが生まれてこなければ、当然さゆみんとは出会えない。
さゆみんが生まれてきても、モーニング娘。に合格しなかったら
一生出会えなかった可能性のほうが遥かに高い。
そう。今日は、モーニング娘。道重さゆみの3回目の誕生日なのだ。
おめでとうございます。梨華ちゃんもおめでとうございます。
大好きなお姉ちゃんが好きで、自分も好きだったモーニング娘。
さゆみんはどんな気持ちでオーディションを受けたのかな。
かわいいものが大好きで、自分もかわいくなりたい、
かわいいモーニング娘。になりたい、という気持ちは当然あっただろう。
さゆみんを見ていると、積極的に外に出て行くような、
活発な子供だったとは想像できない。
「サンタさんが来ても怖くて泣いちゃった」
とハロプロやねん!で言っていたぐらい、内気な性格だ。
その反面、サンタさんを今でも信じているぐらいに夢を追いかけている。
他の人より目立ちたい、有名になりたい、注目されたい、
という気持ちより、「夢をかなえたい」という
単純明確な動機だったのではないだろうか。
夢見がちだが、夢を純粋にまっすぐ追いかけるという
とても大切な事を忘れていない。
そういう純粋なところ、これからも大切にして欲しいね。
モーニング娘。になる夢をかなえたさゆみん。
次は何を夢見ているのだろうか。
DVD MAGAZINE Vol.4ではうさちゃんピースを広めたい事
が夢と語っている。
これは、自分の力だけでは達成するのはむずかしいね。
是非とも俺達で協力してあげよう。
加入当時は、挨拶も、返事もロクに出来なかった。
自分を出す事が出来なかった6期3人。
自分とは何か、自分の長所や短所、特徴は何か、と聞かれて、
すぐに答えられるだろうか?
俺ぐらいの年齢になれば、大抵は答えられる。
しかし、13歳の時だったらどうだろうか。
さゆみんは、最初はこの問いに答えるほどは
自分を持っていなかったのではないかな。
それに答えられるようになったのは、自分がかわいい
という事に気がついた時あたりだろう。
それが自分の長所である事に気づき、目標と方向を見出せて、
自信を持って表現できるようになった。
えりは、逆に自分を見出せなかったから、
自分を出すのが遅くなった。
明確に自分を強く出してきたのは2005年になってからだ。
ショートにしたのは、決意の表れかな。
れいなは自分が見据えている場所や目標をはっきりと持っている。
最初からストイックに歌手を見据えて、歌に情熱を注いでいた。
合宿ではともかく、ステージデビューのときに
一番自分を出せていたのはれいなだ。
キャラクターでは早い段階で個性を身につけ、
自信を持ち始めたさゆみんだが、
歌とダンスはずっと苦手意識を持っている。
教育係に任命された時も、自分で歌もダンスも苦手といっているし、
音楽戦士でもはっきりと苦手といっていた。
つんく♂には「歌はどうしようもない」と言われたほどだ。
確かに、さゆみんの歌唱力は贔屓目に見ても高いとは言い難い。
さゆみんの料理の腕よりは上だとは思うけど。
それでも、加入時に比べると大分上手になった事は確かだ。
表現というのは決して歌だけではない。
奇しくも今日誕生日の梨華ちゃんも決して歌は上手ではない。
しかし、娘。のエースとして、娘。を表現し続けてきた。
美勇伝でも梨華ちゃんの表現は頭一つ抜けている。
もっとも、何が「表現」なのかというのは感覚的なものなので、
口でだけならどうとでもいえてしまうだろう。それは否定できない。
ただ、現場に行き、実際に演じているところをみれば、
決して歌の上手下手だけで感動を受けるのではないという事は
感じとれると思う。
一方ダンスはそこまで苦手意識を持つ必要はないと思う。
愛ちゃんと見比べると、「ビシッ」と決まる印象は少ない。
さゆみんのダンスと愛ちゃんのダンスとではタイプが違う。
俺はさゆみんの歌もダンスも大好きだけどね。
特にダンスは、見ていて元気が出るぐらいに、
全身で楽しさを表現しているし、
最近では憂いや、寂しさの表情もかなり引き込まれる物がある。
(シャボン玉やMemoryなど)
今年、さゆみんが目標に掲げた事がダンス。
これからは実際にさゆみんがどうダンスを意識して変えていくか、
そこに注目してみていこう。
昨今だと、ワンダのハニーパイ。
チアダンスを演じる中、手足の長いさゆみんは非常に見栄えがいい。
愛ちゃんのを真似るだけでなく、
さゆみんらしい表現方法を身につけて欲しいね。
デビュー以来ずっと言っている事がある。
「セクシー担当になりたい」という事だ。
案外、さゆみんのこの台詞はよく見かける。
これは女として魅力的になりたい、という事なんだろうな。
しかし、この子は自分で自分のセクシーさに気がついていないのだろうか。
セクシーというジャンルで見ると、ハローはセクシーとは言い難い。
松浦はセクシーを前面に出していないし、
ハローで一番セクシーといったら、恐らく梨華ちゃんだろう。
これは願望なんだろうね。
スタイルから言ったら、さゆみんはハローではかなりセクシーな方だ。
それでも「セクシー担当」になれないのは、本人の性格の問題。
さゆみんは奥手な性格だからな。
髪の毛も染めないし。ピアスもすぐ閉じちゃう。
だれでも変身願望はあると思う。
さゆみんの「セクシー担当になりたい」というのは正にそれだろうな。
俺としては、大人っぽくなってはほしいと思っているけど、
性格は今のままの方がいいんだけどね。
さゆみんが加入して3年が経過。
社会人では3年を経ると、一通り仕事が出来るようになり、
次のステップへ進むといわれる。
さゆみんも今年は次のステップに進む事が出来るだろう。
より大人になり、より魅力的になる様を、暖かく見守るとともに、
出来る限り協力をしたい。
さゆみんに成長の実感を伝える有力な手段は、
俺達の反応が一番だと思うから。