みなさま、明けましておめでとうございます。
最近はめっきり暖かくなり、春の訪れを感じさせる、
そんな時期にまさかの新春のご挨拶。
こんな感じで適当ではありますが、まだ期待してくれている人もいるので、
見限られないうちに更新をしていきたいと思います。
先週行われた舞台「おじぎ30度」。
俺は木曜日からの4日間、1日1公演ずつ見てきた。
前回の舞台がハロプロ史上でも評価の高いリボンの騎士であった事や
4人+土岐田麗子さんという、精鋭ではあるものの少ないキャスト
ファミレスが舞台ということもあって、あまり期待度は高くなかった。
当然、キャストが6期+愛ちゃんという所には大きく期待していたけどね。
どう考えてもさゆみんの出番が少ないということは有り得ないから。
結果から言うと期待以上の出来であった。
キャストは以下の通り。
木下花梨(高橋愛)
望月深華(土岐田麗子)
地井ルルカ(道重さゆみ)
黒田れいな(田中れいな)
鶴絵里香(亀井絵里)
テーマはずばり、「ファミレスの素晴らしさ」。
舞台のテーマとしてはどうしても弱いと思うが、
テーマの表現は良くできていた。
ファミレスの素晴らしさを非常にわかりやすく訴えてくる。
多くの人が利用した事のあるファミレスを舞台として、
誰もが経験している内容で表現をするので、共感がしやすい。
予備知識なく見ても十分に楽しめるのだが、細かい所まで作りこんでいて、
Dohhh UP!で配信しているおじぎ30度シリーズや、
販売されたDVDを見ると、色々伏線があることがわかる。
例えばルルカの名前の由来を以前にも聞いていた事であったりとか、
福島大介が初めて来店した時の話であったり、
花梨と深華と絵里香の馴れ初め、花梨の初恋の人の来店、
ルルカのれいなへの大学生紹介などなど
過去の話として出てくる内容は大抵元のネタがあったりするのだ。
また、娘。たちのの演技も悪くなかった。
さすがにプロの役者と比べるのは酷ではあるが、
十分に役柄は表現できていた。
もっとも、それぞれのキャラは
素の彼女らとそれほど離れている役ではないので、
役に入り込みやすかったとは思う。
さゆみんは声の質が細く、声量が少ないので、
舞台でも台詞が少し聞き取りにくい。
俺は耳が良くないので、後ろの席に行くと若干聞き取れない。
最初はマイク無しで演じているのかと思ったが、明らかに小さな音も
拾っているので、おそらく集音マイクが設置されているのだろう。
テーブルの上の伝票入れに仕込まれていると予想している。
笑いどころも多々あり、アドリブもそれなりに入ってくるので、
複数回入っても楽しめる。メインで演技している所以外にも
小芝居を入れているので、二回目以降はそこを見るのも楽しい。
総じて期待以上の出来だった思う。
しかし、ミュージカルと芝居の段階で比べる対象が違うとは思いつつも
やはりリボンと比べてしまうと物足りなさは感じる。
もちろん、ミュージカル>芝居という単純な図式ではない。
そうではないが、娘。の本業が歌である以上、
やはり歌があった方が楽しめるかな。
普段見る娘。たちの衣装はステージ衣装である。
今回の舞台では、前半は私服調で、後半はウェイトレス。
この衣装は新鮮で可愛いね。
さゆみんはヘアバンドにワンピースに高いピンヒールを履く。
スカートは非常に短くてナイス。
絵里は女子大学生風で、愛ちゃんはホットパンツ。
れいなはいつも通りギャルっぽい格好。
みんな普段のイメージに近い衣装で非常に可愛い。
さゆみんはリボンに引き続き、「うさちゃんピース」も披露するし
娘。たちの魅力も十分に表現できていた。
一方、今回一番残念だった事。それは客のマナーだ。
俺はゲネには参加していないが、ゲネの時は演技の途中、
台詞に対して返事を返すような人が居たらしい。
最終日でも同じように花梨がおじいちゃんと小説家に対して
恋愛の対象にならないという台詞を話す所で
「俺は?」と声を出す人が居た。
はっきりいってこれは論外だろう。
マナーが悪いを通り越してルール違反だ。
これは例えるならコンサートでマイクを持ち込んで、
ステージ以上の歌声を上げているようなものだ。
つまみ出していい。
最後の挨拶の時に声を掛けるぐらいはいいと思うよ。
小芝居をしているときに手を振るぐらいの事も目をつぶろう。
マナーのボーダーは人によってまちまちだとは思うけれども、
明らかに超えてはいけない線は存在するはずだ。
もう一つの事例が、舞台挨拶の時にトッキーに掛けた言葉。
具体的な台詞は書かないけれども、
先日あったトッキーのスキャンダルに関わる内容だ。
俺は娘。ファンで、トッキーは他の4人に比べたらあまり知らないし
知らないから娘。に比べたら好きという気持ちは少ないよ。
しかし一生懸命に演技をした人にそんな台詞を掛けるのは信じられない。
世の中にはそういう心無い台詞を掛ける人が実際に存在する。
本人が良かれと思ってやったのならまだ救いようがあるが
(それもかなり問題だし、結果的には許されないことである)
悪意がある事を理解したうえで声を掛ける、救いようの無い人も居る。
そんな人は1000人に1人程度だと思うのだが、わずかな人のために
多くの人が不快な思いをしたり、みんながそういう考えだと思われてしまう。
非常に残念な事だ。
この下りについてはトッキー本人も自身のブログで語っている。
http://ameblo.jp/reiko-tokita/entry-10076461486.html
ブログに書いてしまうぐらいにショックだったんだと思うよ。
平日での舞台挨拶の時は、トッキーに対しての声援が少なくて、
トッキー自身が「アウェー感がある」と語っていた。
その後の公演からトッキーコールが始まる。
大多数のファンは暖かい気持ちを持っているんだよね。
それだけにこの事件は本当に、本当に残念な事だ。
最終公演ではトッキーコールを受けて、トッキーが泣いてしまう。
アウェーの空気が辛かったのだろう。。
初舞台だし練習も本番も辛い事が多かっただろう。
その辛さがあるから余計に暖かさを感じるのだろう。
その姿を見て、トッキーのことも一層好きになったよ。
ちなみに、それを見たれいなはもらい泣きで号泣してた。
最後にサプライズとして共演者さんたちが花束をもってきたのだが、
その時もれいなが一番号泣してた。
そして一言発した言葉が
「おじぎ2やりたいです」
最近のれいなの言葉は心に響く事が多い。
単純に自分の感情をストレートに出しているだけなのだが、
自分の気持ちを言葉に出すのは思った以上に難しい事だ。
れいなはそれが自然と出来るんだよね。
いい意味で余計な事を考えておらず、素直な気持ちで発するから
聞いている人の心に響くのだろうな。
最後に、もう一つだけ残念なお知らせ。
さゆみんの私服姿はミニスカートで非常に素晴らしいのだが、
ゲネ以降は椅子に座る時ひざ掛けを掛けてしまうのだ。
ひざ掛けがかかっていなければ
前方の正面の席からはパンチュが見えたに違いない。
なんたる怪しからんことだ!!!
うらやましい
まぁ実際は当然スパッツはいてるんだけどね。
そんな夢の無い事実は綺麗に忘れて妄想するに限る。
もうネタバレも無いと思うが、一応もぐりつつ、内容の紹介もしておこう。
以下は話の内容を纏めたものです。